【実例あり】洗面化粧台の使いやすいサイズ(寸法)は?選び方のポイントをチェック!

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新築や注文住宅で家を建てるとき、洗面化粧台のサイズ選びに悩みますよね。
一般的なサイズに合わせるのが無難だと思う方も多いかもしれません。

実は、洗面化粧台のサイズは家族の生活スタイルや間取りによって大きく変わります。
使いやすいサイズを選ぶことで、洗面化粧台の使い勝手が格段に向上するのです。

既製のメーカー品以外に造作を検討している方も多く、洗面台のサイズ次第では使い心地や生活の利便性が変わってきます。

今回は、洗面化粧台の一般的なサイズと、使いやすいサイズの選び方のポイントをご紹介します。
実例や写真もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

一般的な洗面化粧台のサイズ(寸法)は?

洗面化粧台のサイズには、以下の4つの要素があります。

● 間口(横幅)
● 床から天井までの高さ
● 床から洗面ボウルまでの高さ
● 奥行き

メーカー品の洗面化粧台では、一定の規格に沿って決まっていますが、必ずしも使いやすいとは限りません。
実際に、洗面化粧台のサイズ選びに失敗したという声も多く聞かれます。

その失敗理由の多くは、洗面化粧台のサイズが、家族の身長や使い方に合っていないことが原因です。
そもそも一般的にはどのようなサイズの洗面化粧台があるのか、知る機会も少ないですよね。
自分たちに合ったサイズを選ぶために、洗面化粧台の各サイズについてご紹介します。

間口(横幅)

間口(横幅)とは、洗面化粧台の左右の幅のことです。
このサイズは、同時に使う人の数や収納量に影響します。

一般的な間口のサイズは、60cm、75cm、90cm、120cmなどです。
洗面化粧台のサイズ選びの失敗ポイントとして、よく聞くのが「想定よりも間口が狭かった」という声です。

たとえば、以下のようなケースが考えられます。

● 朝の忙しい時間に、夫婦や親子で同時に歯磨きや洗顔をしたいのに、間口が60cm以下の洗面化粧台では、一人ずつしか使えない
● 洗面ボウルが小さくて、水はねが洗面化粧台や壁に跳ね返り、掃除が大変になる
● 洗面ボウルの横に置くアイテムが多いのに、間口が狭くて、収納スペースが足りない

設置する場所を考慮して選ぶ必要がありますが、洗面台が最も混雑する朝の身支度の時間に並んで使用する場合は、ダブルボウルタイプの洗面台も検討してみましょう。

床から天井までの高さ

床から天井までの高さとは、洗面化粧台の上部までの高さのことです。
このサイズは、洗面化粧台の収納やデザインにも影響します。

一般的な床から天井までの高さは、180cm〜200cm程度ですが、洗面化粧台の設置場所によっては天井が低い場合もあるでしょう。
反対に、近年の住宅は天井高を高くした設計も増えています。

天井が低い場所に設置する場合、洗面化粧台の上に鏡や棚を設置できなかったり、圧迫感があったりします。
また、洗面化粧台の上部が暗くて、メイクやスキンケアがしにくいこともあるかもしれません。

天井が高い場所に設置する場合、天井いっぱいまでの高さにして収納力をアップさせることも魅力的ですが、手が届かない収納スペースは使い勝手が悪いこともありますので注意が必要です。

洗面化粧台の高さは、床から天井までの高さを考慮しつつ、利便性を考えながら決めましょう。

床から洗面ボウルまでの高さ

床から洗面ボウルまでの高さは、洗面化粧台の使いやすさに影響します。

一般的な床から洗面ボウルまでの高さのサイズは、80cm〜85cm程度です。
床から洗面ボウルまでの高さが合わない場合、使う人の身長によって、腰が痛くなったり、手が届きにくくなったりします。

身長が高い人が低い洗面化粧台を使うと、腰を曲げてしまい、疲れやすくなるでしょう。反対に、身長が低い人が高い洗面化粧台を使うと、手が届きにくくなり、使いにくくなるかもしれません。

家族の身長を考慮するなど、洗面化粧台を使う人それぞれの使い勝手を考えて洗面ボウルまでの高さを選びましょう。

奥行き

奥行きとは、洗面化粧台の前後の幅のことです。
奥行きは、使い方や用途にも影響します。

一般的な奥行きのサイズは、40cm〜50cm程度です。
しかし、奥行きが広いと、洗面ボウルの奥に手が届きにくくなったり、洗面所が狭くなったりします。

たとえば、以下のようなケースです。

● 洗面ボウルの奥に置いたアイテムが見えなくなり、探しにくくなる
● 洗面ボウルの奥に水や汚れが溜まりやすくなり、掃除が大変になる
● 洗面ボウルの前に立つスペースが狭くなり、動きにくくなる

奥行きのサイズを決めるときは、デザインや使い勝手を具体的にイメージしましょう。

使いやすいサイズ選びの鍵は「家族の生活スタイル」にあり!ポイントを解説

では、自分たちに合った洗面化粧台のサイズを選ぶには、どうすればいいのでしょうか?
ここで重要なのは、「家族の生活スタイル」を考えることです。

具体的には、以下の4つのポイントをチェックしましょう。

● 同時に使う人の数
● 使う人の身長
● 使い方・用途
● 必要な収納量

同時に使う人の数

洗面化粧台の間口(横幅)は、同時に使う人の数を考慮しましょう。
たとえば、朝の忙しい時間に、夫婦や親子で同時に歯磨きや洗顔をしたい場合は、間口が広い方が便利です。
一方で、一人暮らしや二人暮らしで、同時に使うことが少ない場合は、間口が狭くても問題ありません。

一般的に、間口が60cm以下の洗面化粧台は一人用、間口が75cm以上の洗面化粧台は二人用以上とされています。
しかし、これはあくまで目安であり、家族の人数や生活リズムによって異なります。

自分たちのニーズに合わせて、間口のサイズを決めましょう。

使う人の身長

洗面化粧台の高さは、使う人の身長を考慮しましょう。
たとえば、身長が高い人は、低い洗面化粧台を使うと、腰を曲げてしまい、疲れやすくなります。
逆に、身長が低い人は、高い洗面化粧台を使うと、手が届きにくくなり、使いにくくなります。

高さには、床から天井までの高さと、床から洗面ボウルまでの高さの2種類があります。
床から天井までの高さは、洗面化粧台の収納やデザインに影響します。
床から洗面ボウルまでの高さは、洗面化粧台の使いやすさに影響します。

床から天井までの高さは、一般的に180cm〜200cm程度です。
しかし、これはあくまで目安であり、洗面所の天井の高さや、洗面化粧台の上に鏡や棚を設置するかどうかによって異なります。

床から洗面ボウルまでの高さは、一般的に80cm〜85cm程度です。
使う人の身長や姿勢に合わせて、自分たちに快適な高さを決めましょう。

一般的に、洗面ボウルの高さは、使う人のひじの高さよりも5cm〜10cm低いくらいが理想とされています。
これは、ひじを曲げて洗面ボウルに手を伸ばしたとき、自然な姿勢で使えるということです。

洗面化粧台の高さは、メーカー品では固定されていることが多いですが、造作なら自由に調整できます。

使い方・用途

洗面化粧台の奥行きは、使い方や用途をイメージすることが重要です。
たとえば、洗面化粧台で洗髪やシェービングなどをする場合は、奥行きが深い方が水はねが少なくなります。
逆に、洗面化粧台でメイクやスキンケアなどをする場合は、奥行きが浅い方が洗面ボウルの奥に手が届きやすくなります。

一般的に、洗面化粧台の奥行きが40cm以下は「浅型」、奥行きが50cm以上は「深型」とされています。
自分たちの使い方や用途に合わせて、奥行きのサイズを決めましょう。

必要な収納量

洗面化粧台の収納量は、必要なアイテムの種類や量を考えましょう。
洗面化粧台で使うアイテムが多い場合は、収納スペースが多い方が便利ですし、アイテムが少ない場合は、収納スペースが少なくても問題ありません。

収納スペースの多さは、洗面化粧台の間口や高さが大きいほど、収納スペースも多くなります。
しかし、収納スペースが多いからといって、必要以上にアイテムを詰め込むのは避けましょう。
収納スペースがパンパンになると、探し物がしにくくなったり、アイテムが傷んだりする可能性があります。
必要なアイテムを適切に分類し、収納スペースに余裕を持って収めましょう。

最適なサイズが分かっても実物で確認を!

洗面化粧台のサイズを決めるときは、カタログやネットで見るだけではなく、実物で確認することが大切です。

実物で確認することで、サイズやデザインのイメージがより鮮明になります。
また、使い心地や質感も実感でき、色や素材の違いも目で見て比較できます。
これらの要素は、カタログやネットでは分かりにくいことがありますので、実物で確認することで、後悔や失敗を防ぐことができるでしょう。

実物で確認するには、以下の方法があります。

● メーカー品の場合は、ショールームや展示場・モデルハウスに行って見る
● 造作の場合は、施工事例や参考物件を見る
● 自分たちの洗面所のサイズや形を測って、模型や紙で再現する

展示場やモデルハウスでは、洗面化粧台の設置スペースも同時に確認でき、より具体的にイメージできることが利点です。

ジョイフルホームの洗面化粧台事例を紹介!

ここからは、ジョイフルホームによる洗面化粧台の施工例を紹介します。

収納量もバッチリ!間口900mmの幅広サイズの洗面化粧台



間口(横幅)が900mmとゆとりのあるサイズの洗面化粧台です。
収納スペースもたっぷりありながら、引き戸ではなく引き出しタイプなので、奥のものも取りやすい設計。

洗面化粧台の左部分にもゆとりがあるため、スキンケアやお気に入りのインテリアを飾るスペースがあるのも嬉しいポイントですね。

カウンター付き!同時に身支度も可能な洗面化粧台



洗面部分とカウンター部分が一体になっている洗面化粧台です。
1人が身だしなみを整えている間、もう一人が顔を洗ったり歯磨きをしたりできるような大きな鏡が付いています。

通勤・通学の時間が重なって身支度の順番待ちをすることもなくなりそうですね。

玄関のすぐ裏に!プライバシーや利便性を考えた洗面化粧台



洗面化粧台は洗面所に設ける必要はありません。
こちらの事例では玄関のすぐ隣にありながら、来客からは見えないように壁で仕切られた裏のスペースに洗面化粧台を配置しています。

帰宅後すぐに手を洗うことができるため、お子さんがいる家庭や、外出が多い家庭におすすめです。

脱衣所とトイレの間に洗面化粧台



こちらも生活シーンをイメージしやすい洗面化粧台の事例です。
洗面所と脱衣所、トイレを近づけることで、水回りの動線が近くなり、効率よく生活できます。

また、トイレのすぐ隣に洗面化粧台があることによって、来客のトイレ使用後の手洗いのために、脱衣所や台所などに立ち入られずに済むことも嬉しいポイントです。

スッキリしたデザインの造作洗面化粧台



下部や鏡裏の収納スペースをなくし、配管もあえて見せるスタイルを採用した、造作洗面化粧台の事例です。収納を少なくすることで、開放感のある空間を演出しています。

メーカー品とは一味違うオーダーメイドの洗面化粧台なら、朝の身支度も楽しみになりそうです。

検討時は間取りもセットで!回遊動線もあるとさらに使いやすい!

洗面化粧台のサイズを決めるときは、洗面所全体の間取りや回遊動線を考えることも大切です。

回遊動線とは、洗面所を利用するときに通る動線のことです。
たとえば「玄関ホール→リビング→キッチン→UT→玄関ホール」など、できるだけ行き止まりがなく、空間を移動して回れるような動線です。

回遊動線がスムーズであれば、洗面所の利用だけでなく、生活の快適さや家事のしやすさも向上します。

回遊動線を考えることで、洗面所の使い勝手が向上します。
洗面所の中で動きやすいよう、洗面化粧台や収納の配置も工夫したいところですね。



こちらは、玄関ホールとキッチンに面した2つのドアがある場所に設置された洗面化粧台です。
帰ってきてすぐに手を洗うことができ、衛生的です。

「玄関ホール→洗面所→キッチン→玄関ホール」とぐるぐる回遊できる動線であるため、家事がしやすいところもポイントです。

この物件の見学予約は、こちらからご確認ください。

ご相談ならジョイフルホームへ

洗面化粧台についてさらに詳しく知りたい方は、ジョイフルホームにご相談ください。
お客様のライフスタイルや理想の住まいを伺ったうえで最適なプランを提案し、後悔のない家づくりをお手伝いします。

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まとめ

洗面化粧台のサイズは、家族の生活スタイルや間取りに合わせて、自分たちに快適なサイズを選ぶことが大切です。
一般的なサイズにこだわらず、実物で確認したり、造作したりすることで、後悔や失敗を防げるでしょう。

洗面化粧台のサイズを決めるときは、間口、高さ、奥行き、収納量の4つの要素をチェックしましょう。
また、洗面所全体の間取りや回遊動線も考慮すると、さらに使いやすくなります。

洗面化粧台のサイズは、ライフスタイルにも大きく影響します。
洗面化粧台を使わない日はないといっても過言ではありませんので、自分たちにぴったりのサイズを選んで、快適な住まいづくりにお役立てください。

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