おしゃれで便利な土間スペースで暮らしをより楽しく。使い方や実例を紹介! 2023.11.30 お役立ちコラム 家づくりにおいて、近年注目を集めているのが「土間」です。 土間といえば玄関を思い浮かべる方も多いかと思いますが、最近の土間は、単純に出入口としての役割だけにとどまりません。 非日常感を楽しんだり趣味のためのスペースにしたりと、さまざまな方法で活用するのが昨今のトレンドです。 そこで今回は、おしゃれな土間の活用方法についてご紹介します。 後半ではジョイフルホームでの施工事例も載せていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。 土間ってどのような空間? 土間とは、リビングなどの居室と屋外との間に設けられ、土足のまま入れるスペースを指します。 土間の仕上げ材には、赤土などを主原料とした三和土(たたき)や、タイル、コンクリートなどがあります。本来は床材を張らずに地面のまま(土が露出した状態)の場所を「土間」と呼んでいました。 土間が少なくなった現代では、玄関の床材全般を「三和土(たたき)」と称されるようになりました。 昔の日本家屋、特に農家の家ではよくあった造りで、現在も古い民家で見ることができます。 土間は、畑で採れた農作物の下処理や保存、調理(炊事)などを目的とした「作業場」として使われてきました。 近代化に伴い、だんだんと土間を設ける家は少なくなっていきましたが、屋内でありながら土足で歩ける土間スペースは、近年その魅力が再び注目を集めています。 とても便利な土間の活用方法 現代の住宅における、土間の便利な活用方法を4つご紹介します。 お客様を気軽に招くスペースとして 土間空間を広めにとってテーブルや椅子を置けば、お客様をお招きするスペースとして活用できます。 大きめの窓から外の景色が楽しめるように設計することで、家の中に居ながらもまるでカフェで過ごしているかのような非日常感を味わえます。 そして、何といっても「靴のまま過ごせる」点が土間の大きな魅力です。 「わざわざ靴を脱いで、家の中までお邪魔するのはちょっと……」と遠慮してしまうケースでも、土間ならばふらっと立ち寄れる気軽さがあります。 友人が集まりやすくなり、コミュニケーションの場として重宝するでしょう。 趣味を楽しむスペースとして 屋外でしか行えなかった趣味も、土間スペースがあれば天候を気にせず楽しめます。 たとえばDIYは、木材などを加工する際に木くずが出るため、室内での作業はなかなか難しいですよね。 屋外で作業しようと思っても、工具の稼働音が近所迷惑になってしまう可能性もあります。 土間で作業すれば、木くずなどのゴミの処理もしやすく外部への騒音も防げるので、気兼ねなく作業に没頭できます。 また、趣味の道具(サーフボードやスノーボード、釣り竿など)のお手入れをするスペースとしても使えて、とても便利です。 収納スペースとして 釣り道具やゴルフバッグ、キャンプ道具などのアウトドアグッズは何かとかさばるため、室内に収納しにくいことも多いのではないでしょうか? 屋外にある物置では、盗難の心配や品質管理の面での不安もあります。 そんな問題を解消してくれるのが、土間です。 土間ならば、土汚れが気になる自転車やベビーカーなどのアイテムも収納しやすく、高価なアウトドアグッズなども家の中にしまえて安心。 室温管理ができるので、物の劣化も防げます。 子どもの遊び場として 雨や雪などで天候が悪く外で遊べない日でも、土間があれば存分に体を動かして遊べます。 簡易的なブランコや滑り台を置いたり、なわとびをしたり。 昨今の酷暑でなかなか外にプールを出すのもためらってしまいますが、土間に設置すれば紫外線や気温を気にせずに水遊びができます。 他にも、クワガタなどの昆虫を育てたり、どんぐりや葉っぱなどで工作したりするのも良いですね。 室内では汚れが気になってしまうような作業も、お手入れしやすい土間であれば安心して見守れます。 さらに土間と浴室の動線をつなげると、遊んだ後にそのまま入浴できるので部屋の中に汚れを持ち込むこともなく、家事の手間が省けます。 心地良い土間にするために気をつけたい3つのポイント さまざまな活用方法がある土間ですが、設計の際に気を付けておきたいポイントが3つあります。 ①家の大きさに合った広さに 家の広さには限りがあります。 土間スペースは、土間のない家に比べて居住スペースを圧迫しがちです。 土間を設計する際には、家全体の大きさとのバランスを考えたいところ。 あまり広く面積を取りすぎて、スペースを持て余してしまっては勿体ないですよね。 土間をどのような目的で使用するのか、収納スペースはどれくらいあれば足りるのかなど、あらかじめ家族でよく話し合い検討しておきましょう。 ②湿気・寒さ対策はしっかりと 土間の大きなデメリットは、地面から近いことによる「冷えやすさ」です。 寒さ対策には、床暖房の設置がおすすめです。 靴の脱ぎ履きの際に足元がポカポカするだけでなく、スキー板やスノーボード、釣り道具などの濡れやすいアウトドアグッズも、床暖房の暖かさで乾きやすくなります。 全床暖房完備のモデルハウスは、こちらからご覧ください。 また、薪ストーブも底冷えする土間を暖める最適なアイテムです。 薪ストーブは燃えカスや灰などが出てしまいますが、土間ならばお手入れもしやすいので相性の良い組み合わせです。 レトロな見た目でインテリア性にも優れているため、空間に彩りを添えてくれるでしょう。 さらに、地面から伝わってくる冷気と、室内の暖かい空気がぶつかり合って「湿気がたまりやすい」という特徴もあります。 結露が生じやすくなるため、土間の下に断熱処理を施すなどの対策をとりましょう。 湿気対策として、壁材に珪藻土などの調湿効果のある素材を使用する方法もあります。 ③用途に合わせて収納や照明、コンセントを用意 前述しましたが、土間を計画するときには「土間で何をしたいのか」をよく考えておくことが重要です。 単純に収納だけのスペースにするのか、趣味を楽しめるスペースにするのかで必要となる設備も変わってきます。 DIYなどの工具を使用するには、コンセントが必須です。 リビングや寝室などの居室と同様、照明計画も念入りに検討しましょう。 カフェのような空間にしたいのであれば、窓のサイズや位置にもこだわりたいところです。 ジョイフルホームの土間の事例を紹介! ここからは、ジョイフルホームで施工した「土間のある家」を2軒ご紹介します。 思う存分、趣味を満喫する土間スペース バイクも入れられる広々とした土間は、DIYをしたりバイクのカスタムをしたりと趣味が楽しめる空間に。 広いスペースなので、家族全員が靴を脱ぎ履きしても渋滞しません。 雨や雪で濡れた上着もこの土間スペースに干しておけるので、汚れを室内に持ち込むことなく清潔に保てます。 この物件の詳細はこちらからご覧ください。 愛犬たちがくつろぐ土間スペース 愛犬のために設計された、広く開放的な土間です。 愛犬2匹が快適に過ごせるようエアコンを完備し、低い位置に窓を設けて外の景色を見やすくしました。 この物件の詳細はこちらからご覧ください。 まとめ 外と家の中をゆるやかに繋ぐ土間は、アイデア次第でいろいろな楽しみ方ができる空間です。 家の間取りにも個性を出せるので「遊び心のある家づくりがしたい」という方には、とくにおすすめ。 反面、冷えやすく湿気がこもりやすいといったデメリットもありますが、しっかりと対策をしてあげることでこの上ない快適な暮らしが手に入ります。 大切なのは、土間を取り入れることで、どのようなライフスタイルを叶えたいのかを明確にすること。 ぜひ、土間スペースを取り入れたおしゃれな家づくりを楽しんでくださいね。 ご相談ならジョイフルホームへ 土間スペースを取り入れた素敵な家づくりを叶えたい方は、実績のあるジョイフルホームへお気軽にどうぞ! 躯体へのこだわり ジョイフルホームの構造材には、ねじれや縮みがなく高い強度を保つ「集成材」を採用しています。 さらに、耐震性を強化させるため、耐力壁に「構造用パネル」を使い、床面には「剛床工法」を採用。ねじれや変形に強い建物を可能にしました。 断熱へのこだわり ジョイフルホームでは「外張り断熱工法」や「基礎断熱工法」など、断熱にこだわった工法を採用。 窓には「高断熱複層ガラス」や「高性能トリプルガラス」を取り入れることで、快適な住まいづくりを叶えます。 安心へのこだわり ジョイフルホームの住まいでは、住宅金融支援機構が定める基準に適合する「省令準耐火構造」を実現。 品質保証とアフターサービスの「安心サポート」も充実しています。 第三者機関が建築現場をチェックに入り、住まいの品質を保証。お引き渡し後も、1年目、2年目、5年目、10年目に定期点検を実施し、長期に渡り安心してお住まいいただけるようにサポートいたします。 \最新イベント情報はこちらから/
おしゃれで便利な土間スペースで暮らしをより楽しく。使い方や実例を紹介! 2023.11.30 お役立ちコラム 家づくりにおいて、近年注目を集めているのが「土間」です。 土間といえば玄関を思い浮かべる方も多いかと思いますが、最近の土間は、単純に出入口としての役割だけにとどまりません。 非日常感を楽しんだり趣味のためのスペースにしたりと、さまざまな方法で活用するのが昨今のトレンドです。 そこで今回は、おしゃれな土間の活用方法についてご紹介します。 後半ではジョイフルホームでの施工事例も載せていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。 土間ってどのような空間? 土間とは、リビングなどの居室と屋外との間に設けられ、土足のまま入れるスペースを指します。 土間の仕上げ材には、赤土などを主原料とした三和土(たたき)や、タイル、コンクリートなどがあります。本来は床材を張らずに地面のまま(土が露出した状態)の場所を「土間」と呼んでいました。 土間が少なくなった現代では、玄関の床材全般を「三和土(たたき)」と称されるようになりました。 昔の日本家屋、特に農家の家ではよくあった造りで、現在も古い民家で見ることができます。 土間は、畑で採れた農作物の下処理や保存、調理(炊事)などを目的とした「作業場」として使われてきました。 近代化に伴い、だんだんと土間を設ける家は少なくなっていきましたが、屋内でありながら土足で歩ける土間スペースは、近年その魅力が再び注目を集めています。 とても便利な土間の活用方法 現代の住宅における、土間の便利な活用方法を4つご紹介します。 お客様を気軽に招くスペースとして 土間空間を広めにとってテーブルや椅子を置けば、お客様をお招きするスペースとして活用できます。 大きめの窓から外の景色が楽しめるように設計することで、家の中に居ながらもまるでカフェで過ごしているかのような非日常感を味わえます。 そして、何といっても「靴のまま過ごせる」点が土間の大きな魅力です。 「わざわざ靴を脱いで、家の中までお邪魔するのはちょっと……」と遠慮してしまうケースでも、土間ならばふらっと立ち寄れる気軽さがあります。 友人が集まりやすくなり、コミュニケーションの場として重宝するでしょう。 趣味を楽しむスペースとして 屋外でしか行えなかった趣味も、土間スペースがあれば天候を気にせず楽しめます。 たとえばDIYは、木材などを加工する際に木くずが出るため、室内での作業はなかなか難しいですよね。 屋外で作業しようと思っても、工具の稼働音が近所迷惑になってしまう可能性もあります。 土間で作業すれば、木くずなどのゴミの処理もしやすく外部への騒音も防げるので、気兼ねなく作業に没頭できます。 また、趣味の道具(サーフボードやスノーボード、釣り竿など)のお手入れをするスペースとしても使えて、とても便利です。 収納スペースとして 釣り道具やゴルフバッグ、キャンプ道具などのアウトドアグッズは何かとかさばるため、室内に収納しにくいことも多いのではないでしょうか? 屋外にある物置では、盗難の心配や品質管理の面での不安もあります。 そんな問題を解消してくれるのが、土間です。 土間ならば、土汚れが気になる自転車やベビーカーなどのアイテムも収納しやすく、高価なアウトドアグッズなども家の中にしまえて安心。 室温管理ができるので、物の劣化も防げます。 子どもの遊び場として 雨や雪などで天候が悪く外で遊べない日でも、土間があれば存分に体を動かして遊べます。 簡易的なブランコや滑り台を置いたり、なわとびをしたり。 昨今の酷暑でなかなか外にプールを出すのもためらってしまいますが、土間に設置すれば紫外線や気温を気にせずに水遊びができます。 他にも、クワガタなどの昆虫を育てたり、どんぐりや葉っぱなどで工作したりするのも良いですね。 室内では汚れが気になってしまうような作業も、お手入れしやすい土間であれば安心して見守れます。 さらに土間と浴室の動線をつなげると、遊んだ後にそのまま入浴できるので部屋の中に汚れを持ち込むこともなく、家事の手間が省けます。 心地良い土間にするために気をつけたい3つのポイント さまざまな活用方法がある土間ですが、設計の際に気を付けておきたいポイントが3つあります。 ①家の大きさに合った広さに 家の広さには限りがあります。 土間スペースは、土間のない家に比べて居住スペースを圧迫しがちです。 土間を設計する際には、家全体の大きさとのバランスを考えたいところ。 あまり広く面積を取りすぎて、スペースを持て余してしまっては勿体ないですよね。 土間をどのような目的で使用するのか、収納スペースはどれくらいあれば足りるのかなど、あらかじめ家族でよく話し合い検討しておきましょう。 ②湿気・寒さ対策はしっかりと 土間の大きなデメリットは、地面から近いことによる「冷えやすさ」です。 寒さ対策には、床暖房の設置がおすすめです。 靴の脱ぎ履きの際に足元がポカポカするだけでなく、スキー板やスノーボード、釣り道具などの濡れやすいアウトドアグッズも、床暖房の暖かさで乾きやすくなります。 全床暖房完備のモデルハウスは、こちらからご覧ください。 また、薪ストーブも底冷えする土間を暖める最適なアイテムです。 薪ストーブは燃えカスや灰などが出てしまいますが、土間ならばお手入れもしやすいので相性の良い組み合わせです。 レトロな見た目でインテリア性にも優れているため、空間に彩りを添えてくれるでしょう。 さらに、地面から伝わってくる冷気と、室内の暖かい空気がぶつかり合って「湿気がたまりやすい」という特徴もあります。 結露が生じやすくなるため、土間の下に断熱処理を施すなどの対策をとりましょう。 湿気対策として、壁材に珪藻土などの調湿効果のある素材を使用する方法もあります。 ③用途に合わせて収納や照明、コンセントを用意 前述しましたが、土間を計画するときには「土間で何をしたいのか」をよく考えておくことが重要です。 単純に収納だけのスペースにするのか、趣味を楽しめるスペースにするのかで必要となる設備も変わってきます。 DIYなどの工具を使用するには、コンセントが必須です。 リビングや寝室などの居室と同様、照明計画も念入りに検討しましょう。 カフェのような空間にしたいのであれば、窓のサイズや位置にもこだわりたいところです。 ジョイフルホームの土間の事例を紹介! ここからは、ジョイフルホームで施工した「土間のある家」を2軒ご紹介します。 思う存分、趣味を満喫する土間スペース バイクも入れられる広々とした土間は、DIYをしたりバイクのカスタムをしたりと趣味が楽しめる空間に。 広いスペースなので、家族全員が靴を脱ぎ履きしても渋滞しません。 雨や雪で濡れた上着もこの土間スペースに干しておけるので、汚れを室内に持ち込むことなく清潔に保てます。 この物件の詳細はこちらからご覧ください。 愛犬たちがくつろぐ土間スペース 愛犬のために設計された、広く開放的な土間です。 愛犬2匹が快適に過ごせるようエアコンを完備し、低い位置に窓を設けて外の景色を見やすくしました。 この物件の詳細はこちらからご覧ください。 まとめ 外と家の中をゆるやかに繋ぐ土間は、アイデア次第でいろいろな楽しみ方ができる空間です。 家の間取りにも個性を出せるので「遊び心のある家づくりがしたい」という方には、とくにおすすめ。 反面、冷えやすく湿気がこもりやすいといったデメリットもありますが、しっかりと対策をしてあげることでこの上ない快適な暮らしが手に入ります。 大切なのは、土間を取り入れることで、どのようなライフスタイルを叶えたいのかを明確にすること。 ぜひ、土間スペースを取り入れたおしゃれな家づくりを楽しんでくださいね。 ご相談ならジョイフルホームへ 土間スペースを取り入れた素敵な家づくりを叶えたい方は、実績のあるジョイフルホームへお気軽にどうぞ! 躯体へのこだわり ジョイフルホームの構造材には、ねじれや縮みがなく高い強度を保つ「集成材」を採用しています。 さらに、耐震性を強化させるため、耐力壁に「構造用パネル」を使い、床面には「剛床工法」を採用。ねじれや変形に強い建物を可能にしました。 断熱へのこだわり ジョイフルホームでは「外張り断熱工法」や「基礎断熱工法」など、断熱にこだわった工法を採用。 窓には「高断熱複層ガラス」や「高性能トリプルガラス」を取り入れることで、快適な住まいづくりを叶えます。 安心へのこだわり ジョイフルホームの住まいでは、住宅金融支援機構が定める基準に適合する「省令準耐火構造」を実現。 品質保証とアフターサービスの「安心サポート」も充実しています。 第三者機関が建築現場をチェックに入り、住まいの品質を保証。お引き渡し後も、1年目、2年目、5年目、10年目に定期点検を実施し、長期に渡り安心してお住まいいただけるようにサポートいたします。 \最新イベント情報はこちらから/